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「警視庁・捜査一課長season3」最終回を迎える内藤剛志を直撃!

 内藤剛志さん主演のドラマ「警視庁・捜査一課長」(テレビ朝日系)。内藤さん扮する警視庁捜査一課長・大岩純一は「被害者の無念を晴らすため、一刻も早くホシを上げる!」の信念を持って、400人以上の精鋭捜査員を統率するリーダーとして凶悪事件の解決を目指します。第3シーズンとなった今作は、1990年代の大ヒットドラマ「家なき子」(日本テレビ系)で内藤さんと父子役で共演した安達祐実さんを刑事・谷中萌奈佳役で迎えています。さらに、ナイツの塙宣之さんが大岩一課長の公用車運転担当刑事・奥野親道役で加入。そんな今シーズンの最終回を前に、内藤さんを直撃。連続ドラマでは23年ぶりとなった安達さんとの共演が実現した第3シーズンを振り返り、今シーズンを締めくくる最終回スペシャルの見どころなども伺いました!

──連ドラ3シーズン目となった今シーズンを振り返ってみていかがですか?

「一つ大きなことは、キャストの一部が変わって塙くんと祐実ちゃんが入ってくれたことによって、どういうテイストになるのか楽しみななか、撮影が始まりました。ちょっと矛盾したことになってしまいますが、『変わらないんだけど変わった』、そんな感じですね。基本的にやろうとしていることは変えてないつもりだけど、変わった」

──今シーズンの大きな話題でもある安達さんとの共演について教えてください。

「バラエティー番組でもいくつかありましたし、ドラマでも実は何回か共演があるんですが、何カ月もずっと一緒にいるっていうのは23年ぶりでした」

──その当時と比べて、「ここが変わった」「ここはあの頃のままだ」っていうところはどんなところですか?

「せりふ覚えがいいのと口跡がいいのは何も変わらないですよ。祐実ちゃんは子どもの頃からちゃんと腹式呼吸でせりふを言うんです。演技に対する集中力も、当時と今でまったく変わってないなって思います。逆に変わったところは、やっぱりお母さんになったところかな。当時とは世界の見方が変わっているんですよね。13歳だった当時と比べて大人になったのは当たり前のことですけど、結婚して子どもを産んで、女優さんとしても大きくなっているような気がします」

──お二人の共演に対しての反響の声などは届いていますか?

「『へえ、仲良いじゃん?』って言われます(笑)。『どう思ってんだ、みんな!?』と思うんだけど(笑)、やっぱりみんなにそれは言われますね。現場でもめて、祐実ちゃんが怒って帰ったとかになったら面白いんでしょうが、そんなこともなかったので(笑)。でも、そういうふうに思われるのも『家なき子』で共演した『俺たちにとっては勲章だね』って言っています。それで、2人でたくらんで一緒に写真撮って、祐実ちゃんのインスタグラムに俺が暴力振るうような写真と2人でピースしている写真を並べて上げたりしました。普通に仲が良いってことを皆さんにアピールしたいっていうのもあったし、最終回に向けて役の中でも親子的な感じになっているように見ていただけたらうれしいですね」

──塙さんとの共演のご感想も教えてください。

「やっぱり、“人前で話すプロ”だと思うんですよ。せりふであろうが、漫才であろうが、人を楽しませることについてはまったく変わらないから。言葉をきちんと届けようとするんです。それが彼のやり方で、届くものは届くし、あの独特の間みたいものが面白かったりしますよね。僕らも俳優として、『こういう技術があるんだ!?』ってすごく新鮮だし、刺激になります」

──今シーズンは、「未解決の女」との相互コラボという新しい試みもありました。

「うまく共通項が持てて非常に良かったです。こういうのってすごく難しいですよね。ドラマのテイストを壊すことになってしまいそうだし。本当にうまく計算されていて、成功例だと思います。ほかの番組ではないですよね、両方のドラマに出演し合うのは。それぞれの台本の中に入っていてガチでやるっていうのは面白いです。そういう意味では、すごくいい体験をさせていただきました」

──これまで単発で5作品、連ドラで3シーズンとやってきて、大岩一課長は付き合いの長い役といえるのではないでしょうか?

「放送は2012年からですけど、11年から作っていますからね。ある種、時間の止まった話だと思うんです。年を取ったり、経験を積むっていうことではなく、初めに決めたキャラクターを踏襲していくっていう形をとっているつもりです。(庶務担当管理官・小山田大介役の)金田明夫さんなんかとも話したりするんですが、『シリーズ第1作目はこうだったよね?』って昔のことを思い出したりして。その時思ったことは変えてないです。でも、長く付き合ってきたので、この役に段々確信を持ててきますし、清廉化されてきています」

──長く演じていると内藤さんご自身の中にも大岩の一面が入り込んでくる部分はあったりするものなのでしょうか?

「『正義は守らなければならない』って当たり前のことを、普通に当たり前にやろうと思っています。誰かがそのへんにゴミを捨てたりすると『おいっ』って思いますが、『昔はあんなふうに思ったかな?』っていう。正義のせりふを毎週何度も言っていると、自然とそういうふうになりますね」

──今シーズンは、ポスターに大きく「東京魂」と書かれていますが、内藤さんご自身は「○○魂」っていうと何を思い浮かべますか?

「ベタでいいですか?(笑)。やっぱり『役者魂』じゃないですか。この仕事しかしたことないし。19歳からのこの仕事をして、その前に子役の時代もあったし。芝居をすることしか、これまでなかったんですよ。『役者魂』で物足りなかったら、『大阪魂』にしておいてください(笑)。今こうやってシュッとしゃべっていますけど、関西人なんで基本的には頭の中は大阪弁なんです。大阪の魂を背負って、役者という仕事をしているって思っています」

──「大阪魂」を背負って「東京魂」の役を演じるのも面白いですね! さて、いよいよ最終回を迎えますが、その見どころをぜひ教えてください。

「今シーズンの序盤にあった、祐実ちゃん演じる萌奈佳が中村梅雀さん演じる明彦のことを、『あれ、本当のお父さんじゃないの?』という、この秘密がまず解かれます。自分たちの身内の過去をさかのぼっていく話になりますから、自分たちの中が混乱し、その内側を見るドラマになっています。あとは、『本当の親子って何?』っていうことが最後の回のテーマのような気がします。親子ってどういうことなんだろう、もしかしたら大岩と部下たちが親子の関係に近いのかもしれないというところへたどり着くとすてきかなと思いますね。」

──それでは、最後に今度の「一課長」の展望をお聞かせください。

「まだやれていないんですが、離島も東京なんですよね。1回だけスペシャルの時に大島に行くっていうのがありましたけど。東京という特別な場所のスケールっていうところがやってみたいところの一つです。もう一つは、キャストが変わることによって面白かったじゃないですか? なので、いろんなキャストにどんどん加わってもらったりとか、今まで登場してきた人がオールスターみたいに勢ぞろいしたら面白いでしょうし。それをいつか大きなスケ―ルでできたら、楽しみにしたいですね」

──ありがとうございました!

【番組情報】
「警視庁・捜査一課長 最終回2時間SP」 
テレビ朝日系 
6月14日 
木曜 午後8:00~9:48

テレビ朝日担当 K・T

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