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市原隼人×伊藤歩、11年ぶりの共演! 新ドラマ「明日の君がもっと好き」独占インタビュー

「若者の恋愛離れ」なんて言葉も聞こえてくる昨今、「恋愛って面倒だし、もうずっと一人でもいいかも…」なんてことを思っていませんか? そんなあなたにこそ見ていただきたいのが、1月20日スタートの新ドラマ「明日の君がもっと好き」(テレビ朝日系)! この物語は、恋愛に冷めていた5人の男女が、数奇な運命に巻き込まれながら“想定外の恋”に落ちていく、新感覚のヒューマンラブストーリー。放送開始を前に、恋に冷めた造園デザイナーの主人公役を演じる市原隼人さん、ダメ男とばかり関係を持ち恋に疲れてしまった女性秘書役を演じる伊藤歩さんのお二人を独占取材いたしました!

──市原さんと伊藤さんは映画「リリイ・シュシュのすべて」で初共演され、他の映画でも再共演されていますが、その後11年間の年月が流れて今回が久々の共演となります。お互いの印象は変わりましたか?

市原 「僕が13歳、伊藤さんが19歳の頃に初めて知り合ってから、伊藤さんへの印象はずっと変わらないですね。さらにお美しくなられた以外は」

伊藤 「そんなことを言ってくれるようになったんだ!(笑)」

市原 「『リリイ・シュシュのすべて』の時は、映画の作り方なんて何も分からない状態だったので、ずっと伊藤さんの背中を見ていました。感覚的に今もその関係性は全く変わりません。伊藤さんが持つ、芝居に対しての欲に触発されますし、一緒にいると絶対的な安心感があります。一緒にものづくりするのがとても楽しい方です」

伊藤 「13歳の市原さんを初めて見た時、『天使っているんだ!』と驚いたのをよく覚えています(笑)。30歳になられた今、そこにたくましさが加わり、さらに俳優さんとしての欲も生まれているのを感じて、もともと市原さんが持っていた個性が今一番輝いているんじゃないかと思います。撮影の現場でいろんなアイデアを出しつつ、みんなを思いやりながらリードしてくれる姿には、絶大なる安心感と信頼感がありますね」

──11年のブランクを経てもなお、お二人が強い信頼感で結ばれているのを感じます! 今回演じられるキャラクターについて、ご自身ではどのように感じていらっしゃいますか?

伊藤 「私の演じる茜という役は、努力家かつ優秀で、社長秘書という地位を自らの手で得てきた女性なのですが、その一方で幼い頃に両親を事故で亡くしていて、しかもそれを自分の責任だと思いながら生きています。その負い目によって、家族にこれ以上迷惑をかけないために努力をしてきた、とも考えられるかもしれません。仕事の時はクールだし、付き合う相手も社会的に地位の高い男性ばかり選んできた一方で、下町出身なことも関係するのか、合気道を習得していたり、『てめえ!』みたいな男らしい言葉遣いが出たり(笑)、優秀なだけじゃなくて親しみやすさも兼ね備えた女性だと思っています。私の役に限らず、どのキャラクターも、誰もが持つ二面性やそれ故の奥深さが表現されていますね」

市原 「誰しも、他人に見せられる姿と見せたくない姿がありますよね。その両面を鋭利な角度から表現している作品なので、『皆さんはどうですか?』と問いかけながら余韻を残していくようなシーンがたくさんあります。今回メインとして5人のキャラクターがいますが、全員が深いバッググラウンドを持っているので、自分と照らし合わせながら見ていただけたらと思っています」

伊藤 「その5人以外で登場するタクシードライバーさんのキャラだけでも、スピンオフがつくれるくらいの深みがあるよね!」

──一人一人のキャラクターにも注目していきたいですね。市原さんはご自身の役についてどうお考えでしょうか?

市原 「僕の演じる亮ですが、家出同然で上京してから、ずっとお世話になっている親父さんが彼にとっての絶対的な存在です。なので、柳葉敏郎さん演じる親父さんの言葉が、亮の人生を左右していきます。また人から淡泊だと思われがちな亮ですが、それはとても繊細な面を持っているからだと思っています。繊細が故に言葉を慎重に選んで、でも結局選べなくて寡黙になるので、相手に伝わらない。そういう不器用さを持つ半面、ある意味では誰よりも俯瞰(ふかん)で物事を見ることができる人間だし、人の悪いところよりも良いところを見つけようと努力できる人間だと思って演じています。亮はカメラとバイクと水彩画が趣味なのですが、作中に静かな空間で集中して水彩画を描くシーンがあります。自分だけの世界に入る瞬間を表現するシーンなのですが、『あ、亮ってずっとこういう空間のなかで生きてきたんだな』と感じる場面でした」

伊藤 「そういうところはイッチーに近いかもしれないね。亮ではなくて自分の話をしてるのかなって思ったくらい(笑)。好きなことが明確で、自分の世界を持っているってすてきですよね」

──今回作中で使われるカメラやバイクは市原さんの私物だと伺いました。市原さんと伊藤さんが、バイクの2人乗りをするシーンもありますね。

市原 「あれは寒かった(笑)」

──付き合いの長いお二人でも、2人乗りは初めてですか?

伊藤 「それが、実は2回目! 『チェケラッチョ!!』って映画の時は、私がイッチーを後ろに乗せて運転しました(笑)。今回はイッチーの大事にしている自前のバイクに乗れてうれしかったです」

──どんな話の展開から2人乗りをするかにも要注目です! 今回のドラマは「人生に一度だけの大切な恋」がテーマで、“恋の面白さ”を語りかけていくということですが、お二人は人生に恋は必要だと思いますか?

市原・伊藤 「はい!」

──億劫(おっくう)だからとか、傷つくリスクを背負いたくないという理由で恋愛しない若い人が増えているなんて話も聞きますが、どう思いますか?

市原 「絶対ウソだ!(笑)。心の底では違うんですよ、きっと。本当は求めてるはずですよ」

伊藤 「『昼顔』ってドラマでああいう役(※夫に不倫をされた妻役の演技が「怖い」と評判になった)をやっておいて何なんですが(笑) 、人間同士がひかれ合うことって、正直な反応じゃないですか。結婚していないことを前提にして言うと、好きなものができたり、いとおしいと思う人がいるって、やっぱりいいことだと思うんです。過去を振り返ってみた時に、あの頃はあの人のことが好きだったなとか、こういう恋愛をしたなっていうことがあった人生でよかったなって思う。これからも、恋愛関係にまで発展しない場合も含め、誰かをすてきだなと思ったり、人に対して発見をし続けられることは豊かなことだと思っています」

──恋はやっかいな面もありますが、人生を豊かにしますよね。

伊藤 「そうそう。だからこのドラマを見たら、恋をしたくなるかもしれないですよね。必死に何かを求めるなかで恋をしていく物語だし、恋によって自分自身を発見したりアイデンティティーを見つけていく過程が描かれているので」

市原 「恋愛は自分からしようと思ってするものなのか、それとも偶然してしまうものなのか。それが物語のなかでキーポイントになっていきます。それぞれの登場人物が、恋愛をどう捉えているか、だんだん垣間見えてくるのもこのドラマの面白さですね」

──若者の恋愛離れに一石を投じるドラマになるかもしれませんね。最後に見どころを教えてください。

市原 「表面的には恋愛ドラマですが、それを上回るほどの深いヒューマンドラマで、鋭い角度からさまざまな問題を取り上げていきます。ストーリーはある意味ぶっとんでいて、見ている皆さんを裏切る展開も多いので、ぜひ土曜の夜を楽しみにしてください」

伊藤 「冬は夏に比べて屋外でのアクティビティーが少ないこともあって、皆さん悶々(もんもん)としているんじゃないかと思います(笑)。このドラマは、その悶々とした気持ちを一瞬変える力を持っているというか、今までにはない体感を持った作品なので、土曜の夜11時にチャンネルを合わせてくれたらうれしいです!」

【プロフィール】 
市原隼人(いちはら はやと) 
1987年2月6日生まれ。神奈川県出身。2001年に映画「リリイ・シュシュのすべて」主演でデビュー。映画「偶然にも最悪な少年」(03年)で日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」傑山役で出演。
伊藤歩(いとう あゆみ) 
1980年4月14日生まれ。東京都出身。93年に映画「水の旅人-侍KIDS-」でデビュー。映画「スワロウテイル」「リリイ・シュシュのすべて」など岩井俊二監督の作品に数多く出演。2014年のドラマ「昼顔」(フジテレビ系)では、主役の一人である夫役の斎藤工を不倫相手に奪われまいとする妻の役で注目を集めた。
【番組情報】
「明日の君がもっと好き」 
1月20日スタート 
テレビ朝日系 
土曜 午後11:05~11:59

テレビ朝日担当 碇雪恵

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