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【インタビュー】「SHERLOCK/シャーロック」のマーティン・フリーマンのインタビューを日本初公開! ジョンとシャーロックの関係にも迫る!!

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「SHERLOCK/シャーロック シーズン4」撮影終盤にロンドンで取材したマーティン・フリーマン(ジョン・ワトソン役)のインタビューを日本初公開! 筆者としては、2007年に東京で彼にインタビューして以来の再会でした(そのインタビューは結局お蔵入りになったのですが…)。その人懐っこい“マーティン・スマイル”は当時のままでしたが、10年という時を経て、人としての温かみや思慮深さが随分増したような印象を受けました(当時も十分素晴らしい人柄だったんですけどね)。英国ローカル・スターから世界的スターとなる道程で人人間的な魅力を増し、筆者の目の前で“ジョン・ワトソン”について、時に真剣に、時にいたずらっぽく語るマーティンは輝いていました。飾らない人柄が伝わってくるインタビューをお楽しみください。


ジョンにとってシャーロックは魅力的な存在なんだよ

── ジョンを演じるうえで気を付けていることはなんですか?

「ジョンのキャラクターがシーズンを追うごとに変化しているから、それに合わせて演じるニュアンスもどんどん変化させているよ。それが、愛される作品にするためのものすごく大切な要素だと思っているんだ。例えばシーズン1・エピソード1の感じでシリーズがずっと続行しても、見ている方は退屈するだけでしょ? かといって、突然変化しても見ている方はついていけなくなる。変化のさじ加減が大切というのは(コナン・)ドイルの世界観にも当てはまるよね」

── 原作を意識して演じているんでしょうか?

「原作のジョン・ワトソン像を留めながらも、変化という冒険をどれだけできるかをいつも考えているよ。個人的な意見だけど、僕たちの『SHERLOCK』が、僕がこれまでに見たどのシャーロック・ホームズシリーズよりも、原作に忠実なホームズとワトソンを表現していると思っている」

── シャーロックはジョンに対して失礼な時もあると思うんですが、それでもなぜジョンは彼と一緒にいるのでしょうか?

「失礼な時はあるんだけど、ご存じのとおり、ジョンは、じっとしていられない性格で、常に刺激を求めているよね。あと、元軍医で将校の地位にあったとはいえ、誰かの命令を聞かなければならないこともあったはずで、そういう意味で、嫌いな人からの指示に従うことも慣れているはずだしね(笑)。まあとにかく、結局、彼はやっぱりシャーロックのことが好きなんだよね。お互いがお互いを必要としている友達関係でしょ? もしシャーロックと出会ってなかったら、これまでのしびれるような冒険も全部できなかったわけだしね。そういうことを全部踏まえると、ジョンはやっぱりシャーロックから離れられないんだよ。彼にとってシャーロックは魅力的な存在なんだな」

──「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」(15)でのヴィクトリア時代のジョンについて教えてください。

「ヴィクトリア時代を舞台に演技をするのは楽しい経験だったな。時折、鏡に映っているベン(ベネディクト・カンバーバッチ)と自分の姿を見ながら『いいねぇ。ようやく本当のホームズとワトソンを演じることができてるんだね。シャーロックとジョンではなくて』なんて感慨にふけったりしていたよ。でも、このバージョンのジョンはあんまりいいヤツじゃないってこと、気付いた? それは究極の自己中で、自分が誰よりも賢いと確信しているシャーロックの性格が理由なんだけどね。まあ、そういう性格がシャーロックの魅力でもあるんだけどさ。とにかく、僕があの特別編を演じるうえで気を付けたのは、いつものジョンの特徴を出しながらも、あの設定ならではの部分もしっかり表現することだったんだ。そのバランスはとっても微妙なんだ」

── シーズン4以降も、「SHERLOCK/シャーロック」と一緒に年を重ねていきたい気持ちはありますか?

「そうだな、なんとも言えないけど、『SHERLOCK』で僕が気に入っている部分は、僕もベンも、過去にホームズやワトソンを演じた役者たちに比べて、比較的若いということなんだよ。シーズン1の時なんか特にそうだったよね。だから、その若さという部分がこれからどんどん失われると考えると…ちょっと分からないな。60歳になって自分がどう考えるか想像できない(笑)。僕のモットーは、自分が楽しんでいるなら、それはできる限り続けること、逆に、楽しめないなら止めること。今は『SHERLOCK』を楽しんでいるよ。でも、今後のことはなんとも言えない。真剣に考えておくよ」

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取材・文/川合亮平

【プロフィール】
Martin Freeman(マーティン・フリーマン)  
1971年1月8日、イングランド・ハンプシャー州生まれ。1998年にデビュー。日本でも注目を集めたシットコム「The Office」(01~03)でブレーク。カルトSF小説を映画化した「銀河ヒッチハイク・ガイド」(05)に主演。映画「ホビット」三部作では主人公のビルボ・バギンズを演じる。ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」(10~)のジョン・ワトソン役で世界的なスターに。「FARGO/ファーゴ」(14)、「スタートアップ」(16~)などのドラマに出演。マーベル映画「ブラックパンサー」が2018年3月1日公開。

「SHERLOCK/シャーロック シーズン4」ブルーレイ&DVD情報
海外ドラマTVガイド WATCH Blu-ray BOX 11月10日発売 11,900円+税
DVD BOX 11月10日発売 9,500円+税
DVD Vol.1~3 11月10日 レンタル開始

発売・販売/KADOKAWA

アーサー・コナン・ドイルによる探偵小説の古典「シャーロック・ホームズ」シリーズを、現代を舞台にドラマ化。天才的な頭脳を持つがひとクセある探偵のシャーロック・ホームズと、振り回されながらもシャーロックを支える元軍医の相棒ジョン・ワトソンが、難事件に挑む。シーズン4は「六つのサッチャー」「臥せる探偵」「最後の問題」の3話で構成。


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