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正月時代劇「風雲児たち~蘭学革命篇~」は三谷幸喜×片岡愛之助! 「真田丸」チーム集結で今から正月が待ちきれない!!

 先日、みなもと太郎氏の漫画「風雲児たち」がNHKの正月時代劇としてドラマ化されることが発表されたことをご存じでしょうか。みなもと氏の大河歴史ギャグ漫画を原作に、史上初の西洋医学書の和訳に一心同体で取り組んだ前野良沢と杉田玄白による“蘭学事始”を描く、笑いとサスペンスに満ちたエンターテインメント時代劇です。この発表に、歓喜した方も少なくないようです。もちろん、私もその一人であることは言うまでもありません。なぜなら、脚本は大河ドラマ「真田丸」以来1年ぶりにNHK時代劇を手掛ける三谷幸喜さん。そして、主演の良沢役を片岡愛之助さんが務めるほか、玄白役に新納慎也さん、平賀源内役に山本耕史さん、田沼意次役に草刈正雄さんと、昨年放送された「真田丸」のチームが集結するということで、これだけで期待せずにはいられません。

 今回、「解体新書」初版を所蔵する東京医科歯科大学を訪れた愛之助さんと新納さんに、作品への思いや意気込みなどお話をうかがいました。

──出演が決まっての率直なお気持ちをお聞かせください。

愛之助 「今回このお話をいただきまして、『解体新書』といえばやっぱり杉田玄白なので、前野良沢なんて面白いところにスポットを当てるなと思いました。『風雲児たち』という漫画は皆さんに愛されていて、ファンの方々も多いので、そんな中で前野良沢を演じさせていただくのは非常にうれしいです。もちろん漫画と同じようにはいかないと思いますが、三谷さんが書かれるということもあり、原作をリスペクトされていると思うので、そんなところも垣間見せながら、私の役は分かりやすく言うと“職人”みたいなものですよね。ひたすら勉強して訳してということを突き詰めていく人物なので、その中で人間っぽさやチャーミングなところも出せればなと思っています」

新納 「今回身に余る大役を仰せつかりまして、発表された日から胃が痛く、プレッシャーに押しつぶされそうな日々を送っています。昨年(『真田丸』で)演じた豊臣秀次の気持ちが今になってよく分かる気がします(笑)。僕にとって『真田丸』は役者人生において大きな転機となったし、大好きな作品で、本当にすてきな方々に囲まれながら仕事をさせていただいていたので、愛之助さんをはじめ、山本耕史さん、草刈正雄さんと『真田丸』のメンバーに囲まれてまた仕事ができるというのは、僕にとっては緊張を解きほぐしてくれる温かい現場になるんじゃないかなと思っています。一般的なイメージは“「解体新書」=杉田玄白先生”ですが、教科書に出てくる玄白ではなくて、もっと人間味あふれる玄白を演じられたらいいなと思います」

愛之助 「実はこのお話は10年ほど前にあったんです。僕もすっかり忘れていたくらいなのですが、今回“覚えていますか?”と言われて、あの話がまだ生きているのかとすごく驚きました。『新選組!』と『真田丸』をつなぐ間のお話なので、今、この時にやる意義があるのかなと、すごく感慨深いものがありますね」

──実物の「解体新書」を見たご感想は?

愛之助 「僕の中のイメージとしては、虫食いの穴があったり色が茶色掛かった感じのものが出てくるのかなと思っていたので、思わず“これ本物ですか?”と言ってしまったくらい、あまりにも奇麗に保存されていて驚きました。それでいて中を見せていただいたら勉強した跡や赤で書き足したところがあったりもして。今まで写真でしか拝見したことがなかったものを実際に目の前にすると、いろいろな思いが相まって感無量ですね」

新納 「すごく奇麗だし、わら半紙に印刷されていて、ドラマで使う小道具みたいな感じですね。全く分からない言語を一生懸命訳していたのかと思うと、本当に大変だったんだろうなと思います」

──撮影に入るにあたって楽しみにしていることはありますか?

愛之助 「三谷さんは愛があって全ての人に温かいんです。常軌を逸してはいるのですが、出来上がるとやっていて面白いなと思うことがあるんですよね。観察眼の鋭い方でそれでいてユーモアたっぷりな方なので、どんなふうに台本が出来上がってくるのか、できれば早めに出来上がってくるとありがたいなと思いながら楽しみに待っているところです(笑)。今回発表されたメンバーを見たら、『真田丸』のメンバーが多いということで、久しぶりの再会で、近況報告したいなと思います。もちろん撮影も大事ですが、撮影の合間の会話がいろいろと癒やされるんじゃないかなと思って、それが楽しみですね」

新納 「『真田丸』の時、関わった全ての人にいろいろなことを一つ一つ教わりながらやっていたのですが、今回もまた皆さんの力をお借りして、いろいろ教わりながら楽しくやれるんじゃないかなと思っています。歴史上の人物でも人間なんだと思える、日常や人情味と、その中で繰り広げられる友情や人間ドラマが表現できればなと思います」

 お二人のお話を聞いていると、「真田丸」が放送されていた頃のようなわくわく感が止まりません。さらに、「真田丸」の制作統括・吉川邦夫氏が演出を担当するということで、みなもと氏のギャグスピリットをよく理解しているというみなもとファンの三谷さんと、どんな“仕掛け”で私たち視聴者を驚かせてくれるのか、期待は膨らむばかりです。放送は来年1月初旬。追加キャストなど、またうれしい発表があるかもしれません。続報は随時紹介していきます!

NHK担当 Y・S

【番組情報】
平成30年正月時代劇「風雲児たち~蘭学革命(れぼりゅうし)篇~」 
NHK総合 
2018年1月初旬放送予定
 
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