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ダイオウイカの取材班が水深1万メートルに挑む! 「NHKスペシャル ディープ・オーシャン」最終回

 突然ですが、皆さんは宇宙、好きですか? どのように誕生し、どこまで広がっているのか、どんな未確認生物がいるのか…人智を超えた世界が広がっていることを想像するだけでワクワクしますよね! そんな宇宙と並んで未開拓の世界とされているのが“深海”。

 調査で次々と発光生物や巨大生物などが発見されるも、その多くはいまだ未解明…。「NHKスペシャル」では、そんな深海の秘境に最先端の科学で挑むシリーズ「ディープ・オーシャン」を2016年8月から全3回にわたって放送。最終回となる8月27日放送回では、深海の中でも水深6000メートルを超える“超深海”の最深部、“フルデプス”と呼ばれるエリアに挑戦します。

 今回、NHK深海取材班が探検する超深海の最深部(フルデプス)は、マリアナ海溝・チャレンジャー海淵。水深200メートルより深い部分を深海と呼ぶのに対して、このチャレンジャー海淵は水深1万920メートル。13年に、世界で初めて生きたダイオウイカの撮影に成功したときに調査したのが水深1000メートルだったので、水深1万メートルとなるとまさに未知の世界! 何でも、世界最高峰のエベレストの頂上に到達したことがある人は数千人いる一方、チャレンジャー海淵の海底に到達した人はわずか3人しかいないのだとか。地上の1000倍以上の圧力がかかるそうなので、当たり前なのかもしれませんね。

 人類で初めてフルデプスに到達したのは57年前の1960年。研究が進んだ現在でも、ごく小さな生物しか生息が発見されていない過酷な環境で、潜航に成功した海洋探検家は当時、深海魚を目撃したという。その真相を探るべく、今回、フルデプスを自由に動き回れる無人探査機「UROV11K」や、4Kカメラを搭載した探査機器「ランダー」を研究者とともに新たに開発し、2カ月に及ぶ探査航海を敢行! 超深海の先にある、フルデプスに生命はあるのか? 高精細映像で生命の限界に迫ります!

 そして、放送を見て「深海に興味が湧いた」という方は東京・上野の国立科学博物館で開催中の特別展「深海2017~最深研究でせまる“生命”と“地球”~」がオススメ(もちろん、もともと興味がある方にもオススメですよ!)。貴重な深海生物の標本や、捕食シーンなどの映像、巨大生物などが展示。さらに、超深海のコーナーもあるので、番組を見るとなお楽しめるのではないでしょうか。

 個人的には、ゾーン3「深海と巨大災害」というエリアもオススメです! 「なぜ地震が起きるのか」「東日本大震災の時に深海ではどうなっていたのか」などがよく分かる上に、休日は比較的混雑している「深海展」ですが、このエリアからは子どもには難しいのか、少し空いているのでじっくりと見られます。ぜひ、「深海展」も併せてお楽しみくださいね!

NHK担当 K・T

【番組情報】
「NHKスペシャル シリーズ ディープ・オーシャン『超深海 地球最深(フルデプス)への挑戦』」 
NHK総合 
8月27日 午後9:00~9:50
【イベント情報】
特別展「深海2017~最深研究でせまる“生命”と“地球”~」 
国立科学博物館にて10月1日(日)まで開催中
 
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