昨年、芦田愛菜はその愛くるしい笑顔としぐさで日本中をメロメロにした。愛菜ちゃんの快活さはバラエティー番組に光彩を与え、その演技力はドラマの制作スタッフをも感動の渦に巻き込んだ。そんな天才を企業が放っておくはずもなく、昨年は15社という驚異的なCM起用社数をたたき出した。これはCMクイーンにはならなかったものの、グループ出演を含まないソロでの起用社数であれば単独1位を獲得している。
年が変わっても彼女の人気は増すばかりで、なんと、あろうことか女性の美を追求するたかの友梨のCMに出演が決まったのだ。 CMのコンセプトは「日本の女性をもっと元気に!もっときれいに!」。共演は、子供たちにとって憧れの"きれいなママ"代表として稲森いずみ。 キラキラしたシルバーのステージに、ゴールドの衣装を着た愛菜ちゃん。12人のキッズダンサーたちとフォークダンス"ジェンカ"の替え歌に乗せて踊りだす。「グッドレッグス、たかの友梨、グッドフェイス、たかの友梨…」。脚や顔を強調させたダンスをする。続けて「グッドアームス、たかの友梨、グッドヒップ、たかの友梨…」と今度は横を向いて両手をそれぞれ上下に動かし手をたたくように見せてみたり、お尻 をかわいくたたいたりする。そして「グッドママ、エステに行くならたかの友梨にキ・メ・タ!」と全員左に向き、前のダンサーの肩に両手を置きジャンプする。稲森が優しい笑顔を愛菜ちゃんに向ける2人のアップショットが挿入されると、最後は、愛菜ちゃんを中心にしたキッズダンサーたちの決めポーズで終わる。
"たかのジェンカ"のCMは、1991年に同社のエステで美しく大変身した女性たちのビューティーコンテスト第1回エステティック・シンデレラ誕生を記念して作られたもので、今回21年ぶりにリニューアルしたのだ。 ダンスは、数々のCMの振り付けを担当しヒットさせているair:man、そして演出はK―POPやEXILE、安室奈美恵のプロモーションビデオを手がける須永秀明といった豪華布陣である。衣装は、愛菜ちゃんが大好きなK―POPガールズをイメージしたもので、インパクトはバッチリ。あとは愛菜ちゃんとキッズダンサーたちの踊る"カッコかわいい"ダンスの仕上がり具合だった。12人のキッズダンサーたちは、全国150人の中からオーディションで選ばれた先鋭たち。愛菜ちゃんも1週間前から何度もビデオレッスンを繰り返してスタジオ入りした。そのかいあって、各シーンを3〜4テークで次々OKを出していく。愛菜ちゃんがついNGを出してしまった時には「おしおきで〜す!」と自分で頭をコツンとし、関係者全員をニコニコさせた。
稲森は、CMのオファーが来た時、「日本を代表するエステ会社で光栄」と喜んだ。しかし、ふとこれまでの同社のCM出演者の肌の露出度の高さを思い返し「私に期待されても…」とドキドキだったそうだ。その後、絵コンテを見て安心したという。撮影当日は初めて会った愛菜ちゃんの、あまりのかわいらしさに思わずギュッと抱き締めてしまったそうだ。
▽演出=須永秀明
▽振り付け=air:man
▽プロデューサー=西村哲一
▽総合企画プロデュース=キーワーク