コラム

「ジャンクSPORTS」待望の復活!
“ひな壇トーク”がアスリートと視聴者の関係を変えた!

番組プロデューサー・蜜谷氏が明かす!
浜田雅功の愛情がしゃべり上手なアスリートを生んだ!?

テレビを見ていてよく耳にするけど、実際はきちんと知らない(かもしれない…)時事ネタや話題を追いかけ、解説する連載「TVガイド新書」。
アスリートの素顔が見られると大人気! 約8年ぶりに復活の「ジャンクSPORTS」から、バラエティーにアスリートが出演する意義を探る。

<きっかけは浜田の愛情とアスリートの声>

 ダウンタウンの〝浜ちゃん〟こと、浜田雅功がMCを務めるスポーツバラエティー「ジャンクSPORTS」が復活した。浜田がアスリートの意外な一面や面白さを引き出し、’00年〜’10年のレギュラー放送後も不定期にスペシャルが放送されてきた人気番組だ。満を持してのレギュラー放送復活となるが、なぜこのタイミングでの復活となったのか? 番組のチーフプロデューサーである蜜谷浩弥氏を直撃した。

「僕は『爆笑!大日本アカン警察』が単発特番でやっていた’09年から、ダウンタウンさんの番組を担当しています。浜田さんと収録の合間にお話をすると、よく『アスリートから“ジャンクSPORTSは復活しないんですか?”っていう声をよく聞くねん』とおっしゃっていました。浜田さんは、オンエアでは言いませんが、アスリートへの愛情が強く、非常に番組への思い入れがあって。そこで、’20年の東京五輪も視野に入れて、今回復活させる運びになりました」

 番組の顔である浜田の、アスリートへの愛情が「ジャンクSPORTS」復活のきっかけに。その思いを感じてか、アスリートの浜田に対しての思いも強い。相思相愛の関係が、番組を面白くしている一因だ。

「浜田さんが仕切ると、僕らが打ち合わせで聞いていた以上のエピソードが出てきたり、思いもよらぬ化学反応が起こったりします。例えば1人のエピソードに浜田さんがツッコんだときに、他の方もそれに関する話が自然と出てきたり。浜田さんにツッコまれることを目指して収録に臨むアスリートもいます(笑)。皆さん、浜田さんに聞いてもらいたいという気持ちが強い気がしますね。浜田さんもアスリートをおいしくしたいと思っていますし、愛情面でも浜田さんなしでは成立しない番組ですね」

<面白トークでの注目が競技ファンを増やす>

 近年はアスリートがバラエティー番組で活躍することは珍しくないが、先駆けとなったのがこの「ジャンクSPORTS」と言える。アスリートのバラエティー番組出演が快く思われない風潮を変えたのだ。

「『ジャンクSPORTS』が始まるまでは、アスリートがひな壇に座ってトークをする番組はありませんでした。それまでは、アスリートには“しゃべることは自分の領域ではない”という感覚があったと思いますが、今は“面白い話をすれば、競技にも興味を持ってもらえる”とプラス面を感じてもらえているような気がします。『ジャンク〜』がなかったら、こうはなっていなかったんじゃないかなと思いますね。復活初回の収録にプロ野球の内川聖一選手、サッカーの槙野智章選手が出演されたんですが、浜田さんが『本当にしゃべりうまいな』と感心されていたぐらいです(笑)。競技の実力はもちろんですが、それに加え、トークの面白さやキャラクターの良さで注目される選手が現れてもいいんじゃないでしょうか。一方で浜田さんは、『アスリートにしゃべりの上手さを求めたらアカン』ともおっしゃっています。僕らの役目はアスリートが今一番伝えたいことを引き出すことで、ご本人は普段通りに話してくれればいいというスタンスです。浜田さんが話を面白く視聴者に届けてくれますし、一流選手はやはり人間的な魅力がありますからね」

<東京五輪をより楽しめる番組になってほしい>

「ジャンクSPORTS」が、アスリートとバラエティーの関係性を変えたのは間違いない。伝説のスポーツバラエティー番組が復活し、世界的なスポーツの祭典である東京五輪に向けて、どんな役割を担うのか?

「東京五輪の正式種目なのに、ほとんどの人がルールを詳しく知らない競技もあると思います。まずは『ジャンクSPORTS』でアスリートを好きになってもらって、競技に興味を持ってもらいたいです。『ジャンク〜』があったから、東京五輪をより楽しめたと思ってもらえたら嬉しいですね。僕は出演していただいたアスリートを好きになって、試合を見るようになりました。また、東京五輪招致の際に“もし実現したら何々をします”という公約を著名人がしているのですが、浜田さんは『開会式のどこかのシーンで面白く見切れます』と公約しています。これを番組で実現したいです(笑)。そのためにも、お笑い界の大御所である浜田さんに、若手芸人のように汗をかいてもらおうと思っています(笑)」

 そんな浜田も〝自分が知らなかった競技の選手や、「ジャンク〜」OB・OGの方にも出ていただきたい〟と意欲を見せている。試合中継からではなく、アスリートの人間的な魅力など、別の角度から競技に触れる機会を増やした「ジャンクSPORTS」。これからもさまざまなアスリートや競技の面白さを発信してくれるだろう。東京五輪をもっと楽しみたいなら必見だ!


復活「ジャンクSPORTS」のココがパワーアップ!
①トークテーマは各アスリート持ち込み!
「 以前はトークテーマが1つに決まっていましたが、今回はアスリートそれぞれに話したいテーマを持ってきてもらいます。よりアスリートがトークしやすい環境になり、1つのエピソードに付随して話が広がりやすくなりました」

②浜田も挑戦! 新ゲーム企画で対決
「オリジナルゲームで対決してもらう新企画“ジャンクマッチ”が誕生しました。アスリートが簡単そうにやっていることが実はすごいことなんだと伝わると思います。それがよりわかるよう、浜田さんにも挑戦いただきます。50代のおじさん代表として頑張ってもらっています(笑)」
「ジャンクSPORTS」
2/4 (日)
フジテレビ系 毎週日曜 午後7:00~7:57

「家族アスリート」をテーマにおくる。瀬戸大也&馬淵優佳夫妻、本田望結&本田紗来姉妹、野田英樹&Juju親子らを迎え、アスリート家族ならではのエピソードを掘り下げる。
今回、取材したのは…
蜜谷浩弥さん(株式会社フジテレビジョン編成局制作センター第二制作室主任)
’02年フジテレビ入社後、「爆笑!大日本アカン警察」、「桑田佳祐の音楽寅さん」、「HEY!HEY!HEY!〜」などの演出を担当。現在は「ダウンタウンなう」、「芸能人が本気で考えた!ドッキリさせちゃうぞGP」などを手掛ける。

Interview=山木敦

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