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「悦ちゃん」昭和のモガ・ファッションを着こなす石田ニコルにインタビュー‼ 「まさか私の恋愛経験が生かされるとは(笑)」

 7月15日の放送スタート以来、“あの子役は誰?”“あのキャラクターが面白い!”などと話題の絶えない土曜時代ドラマ「悦ちゃん~昭和駄目パパ恋物語~」(NHK総合)。個性豊かなキャラクターがたくさん登場するなか、ユースケ・サンタマリアさん演じる柳碌太郎の見合い相手・日下部カオルも、絶世の美女ながらかなりの個性派で、独特の雰囲気をかもし出しているカオルが気になって仕方ないという方も少なくないようです。そのカオル役を演じるのは、モデルとして若者から絶大な人気を誇る石田ニコルさんです。モデルとして女優として幅広く活躍されている石田さんに、ドラマの撮影エピソードや見どころなどお話を伺いました。

──ドラマ出演が決まった時のお気持ちは?

「出演が決まった時はすごくうれしかったです。時代ドラマとかには憧れていて、まさか出られるとは思っていなかったので本当にうれしかったですね。原作は読んでいないのですが、台本を読んだとき真っ先にすごく温かい話だなと思いました。悦ちゃんもかわいいなって思ったのですが、なんだかカオルの様子がおかしいなと、あと鏡子さんも様子がおかしいなと思いました。なので、それがどんなふうになるのか撮影前はいっぱい妄想したりしてすごく楽しみでした」

──独特の感性を持ったカオルですが、演じるうえでこだわっていることや苦労したことはありますか?

「カオルってものすごく一人でしゃべるんです。会話とかなら流れが分かるので覚えやすいけど、よく一人の世界に入ってペラペラと指揮者とか作詞家の名前とか、難しくて聞いたことのない名前ばかり出てくるので、そこは今もすごく大変です。あとは、真面目にやっているんだけど、第三者が見た時にその真面目さが面白くなればいいなと思っていて、(カオルは)マイワールドを持っているので、碌さんと話している時はじっと目を離さないで話したり、一人の世界に入っている時は宙を見ながら話していたり、カオルにとっては真面目で真っすぐなことでも、出来上がった時にくすって笑ってもらえるように、ただただ変なことを真剣にやり通すようにしています」

──カオルは映画や音楽に詳しいですが、石田さん自身はどうですか?

「クラシックは全然詳しくないです。でも、カオルが好きなので、最初にエルガーの『愛の挨拶』を聴くシーンがあった時、それをちゃんと知りたいなと思ったので、今まで出てきた作曲家とか物語は全部調べています。何も知らないで名前を言うよりも、知ったうえで言った方が知っている感じが出るかなと思って調べました。でも、これを機に(クラシックを)好きになるようなことはたぶんないですね(笑)」

──カオルの碌さんを思う気持ちは演じていて共感できますか?

「気持ちは分かりますね。今までの恋愛で経験したことを生かすことができて報われたなって思います(笑)。実際に経験したからこそ、碌さんと過ごす時間や碌さんへの気持ちも理解できて、監督から説明されただけでもちょっと泣きそうになりました。カオルは本当の愛を知らない人なのだと思います。知らないなかでカオルなりの碌さんに対する真っすぐな気持ちがあって、でもちょっとずれているから碌さんを怒らせちゃったりするんです。全く悪気がないピュアな人なので、悪い人には見られたくないんですよね。悦ちゃんに対してはあんまり(な態度)ですけど、碌さんへの真っすぐな愛情だけはちゃんと伝わればいいなと思っています。(カオルじゃなくて私は)本当は悦ちゃんとも仲良くしたいんですよ!」

──昭和初期の世界観。セットや衣装の印象は?

「柳家はおばあちゃんの家みたいな懐かしい気持ちになります。今よりもずっと人との距離が近いので、日下部家は別として、とにかく温かい雰囲気を感じますね。衣装はとにかく派手です。でも、こういった服を着られることはすごくうれしいです。1930年代の物に現代の物を取り入れても成り立っているので、女性のファッションに対する考え方は変わっていないんだなって思います。衣装を着ることで、30年代の女性はこれを着てテンション上がったのかなとか、こんな気持ちだったのかなと考えながら衣装を楽しんでいます。20代の方たちは『なにこれ~。こんなのがはやっていたんだ!?』と新鮮に感じると思うし、逆に年配の方は懐かしいと思って見てくださるかもしれないですね」

──撮影現場の雰囲気はどうですか?

「みんなすごく仲が良くて、現場に行くのが毎回楽しみなんです。(門脇)麦ちゃんはじめ、みんなが自然とユースケさんの周りに集まるんですよね。すごく居心地が良くて、『愛があるな、この現場』って思います。ドラマにも愛があるし、キャラクターそれぞれにも愛があるので、私が大事なシーンがある時はその前に碌さんが必ず話してくださるんです。せりふが飛んだらどうしようと心配している時は『こういう流れで行くから一緒に波に乗ろう』って言ってくださったりして、私がリラックスして感情を出せるように、失敗しても大丈夫と思えるような環境を作ってくださるんです。出演者陣、スタッフ陣すべての人からドラマに対する愛を感じます。それが台本以上に愛情いっぱいの温かい作品になっているんだろうなと思いますね」

──後半に向けて、カオルさんの見どころを教えてください。

「第3、4話までのカオルと、終盤のカオルは本当に別人です。話し方、声、動きも全部違うんです。どれだけ碌さんがカオルを変えたかというのと、最初は悦ちゃんのかわいい話だったのが、段々大人の恋愛の話になっていく変化が面白いと思います。カオルが激変するので、どう変わっていくのか見てもらいたいです。それと、毎回流れるエンディングも込みで、最後まで楽しんでいただきたいですね」

 とっても気さくに楽しくお話ししてくださった石田さん。石田さんがおっしゃっていたように、カオルさんの変わっていく姿、要チェックです!

 そして、8月12日放送の第4回。カオルとの縁談をふいにした碌太郎は、再びしみったれた貧乏生活に。カオルの寄宿舎話に傷ついて家を飛び出した悦子(平尾菜々花)は、高熱で倒れたところをデパートガールの池辺鏡子(門脇)に助けられ、鏡子の長屋に保護されます。鏡子の看病のもと一夜を過ごした悦子は、鏡子に母親の影を見るのでした。翌朝、柳家に悦子を送り届けた鏡子は、碌太郎を初めて意識することに…。

 縁談をふいにした碌さんをはじめ、カオルさんや鏡子さんたち大人の恋がどう動きだすのか、今後の展開が楽しみですね。また、ストーリー展開だけでなく、昭和の世界観を楽しめるのも「悦ちゃん」の魅力の一つです。カオルさんの衣装の帽子やピアス、ブローチなどの小物は石田さん自身が選んでいるそうで、NHKのウェブサイト“NHK1.5チャンネル”(https://www.nhk.or.jp/ten5/)では、動画「モガ・ニコル」を公開中。石田さんがカオルの劇中衣装でファッションショーを展開しています。石田さんが華麗に着こなす昭和のモダンガール“モガ”のファッションをぜひチェックしてみてください。

NHK担当 Y・S

【番組情報】

「悦ちゃん~昭和駄目パパ恋物語~」 
NHK総合 
土曜 午後6:05~6:43

 
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