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「精霊の守り人」美術スタッフが教える“精霊ワールド”の歩き方<ロタ王国・ツーラム編>

 綾瀬はるかさんが孤高の女用心棒・バルサとして、本格的なアクションに体当たりで挑む「精霊の守り人」シリーズ。その新シリーズ「精霊の守り人 悲しき破壊神」(NHK総合)が1月21日からスタート! 今作ではバルサが、前シリーズで精霊の卵を宿し、父である帝(藤原竜也)に命を狙われた王子・チャグム(小林颯)と旅をした新ヨゴ国に加え、ロタ王国、サンガル王国、タルシュ帝国という新ヨゴ国を取り巻く国々も描かれ、さらに壮大な物語が展開されます。

 その世界観を可能にするのは、雄大な自然の中でのロケと緻密過ぎるほどのリアリティーあふれるセットの数々! 今回は、そんなセットの中でも第1話に登場し、今作の“始まりの町”でもあるロタ王国の港町・ツーラムを、NHKデザインセンター映像デザイン部の山口類児さんに案内していただきました。

 スタジオに入ると、まず目に飛び込んできたのは、立ち並ぶ土壁の家々とその町の中心にある入り江。まさに一つの町です。「中国雲南省の少数民族の村や、ネパールのいろいろな村みたいな土と石文化のエキゾチックな建物、集落にしようと思っていて。ロタ王国のイメージカラーは赤色なので、地面も少し赤いんですよ」と山口さん。確かに! 地面の土や道端にある岩、壁にかかっている布まで赤いのです。「建物の土壁は、なんと発砲スチロール」だそう。

 次は、おいしそうな肉がぶら下がっているセット。肉の質感まで、しっかりと再現されています。「ここはレストランです(笑)。ロタは決まりが緩やかで、人種もごちゃ混ぜになっている感じなので、地べたに座る人もいればイスに座る人もいて。布が重なっているのも、そういった国民性みたいなものを表現しています」。第1話では、バルサとタンダ(東出昌大)がここで食事を取っている時に、ある兄妹が人身売買の商人に連れて行かれるのを目撃。そこから、バルサと異能の少女・アスラ(鈴木梨央)の旅が始まります。

 そして、その兄妹が連れて行かれる先の壁にはある装置が。「ここで何かが起こります。放送を楽しみにしていてください」とのこと。

「このツーラムはさまざまな路地や建物があって、表情のある町ということでデザインしました。できるだけ、いろいろな撮り方ができるようにしているんです。そしてみんなが懐かしく、それでいて異国情緒を感じて楽しめるような場所にしたかった」と語る山口さん。そういった細部にまで至るイマジネーションが「精霊の守り人」には随所に盛り込まれているのです。

 今回、セットを見せていただいた中で、個人的なイチオシは干された魚(ホッケ?)と、とある小窓からのぞくインコのような鳥です。本物かと疑ってしまうほどリアル! ドラマをご覧になる時は、ぜひ探してみてくださいね。

 カンバル国王・ログサム(中村獅童)の殺害に失敗してから4年。用心棒稼業を続けながら身を隠していたバルサは、“破壊神”を宿したアスラを守ることを決意し、再び過酷な旅へ。前シリーズをはるかに超えるスケール感で描く新シリーズは必見です!

NHK担当 K・T

【番組情報】

大河ファンタジー「精霊の守り人 悲しき破壊神」 
NHK総合 
1月21日スタート 
土曜午後9:00~10:00

 
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